
その厄介な「冷たい領域」を解消するために:なぜ300Wの赤外線ランプを使うのか
対流式オーブンから部品を取り出したら、その中の一部が十分に加熱されていないことがありますよね?それは本当にイライラします。ファンが動いていても、空気の流れは不安定です。その結果、熱が届かない「デッドゾーン」ができてしまい、結局は不良品が生じてしまいます。
だからこそ、私たちは300Wの赤外線ランプを使うのです。空気に頼って熱を伝えるのではなく、赤外線は太陽のようにエネルギー波を直接部品に送り込みます。風が適切な場所に届くのを待つ必要がありません。
適切な出力値
なぜちょうど300Wなのかというと、それはバランスを考慮した結果です。出力が高すぎると、材料の表面が焼けてしまいます。しかし300Wなら、安定して制御可能な熱が得られ、物を焼かずに深くまで熱を伝えることができます。また、オーブンの空気の流れとも調和し、部品が中央にあろうと隅にあろうと、温度が一定に保たれます。
速く、頑丈で、反応性に優れている
これらのランプは高純度の石英ガラスで作られています。なぜかというと、石英は温度が急激に変動しても壊れないからです。圧力がかかっても割れることはありません。
しかし、最大の利点は速度です。従来のヒーターは温まるのに時間がかかりますが、この赤外線ランプは数秒で目的の温度に到達します。PIDコントローラーを使えば、ほぼ即座に調整が可能です。もう遅延はありません。
注意点
これらのランプをほとんどの工業用オーブンに設置するのは簡単です。ほとんどの場合、そのまま設置すれば済みます。
しかし、注意点もあります。反射板をきちんと研磨し、正確に配置する必要があります。もし反射板が曇っていたり、歪んでいたりすると、熱の30%が無駄になってしまいます。また、設置場所にも注意が必要です。強力な赤外線は危険です。壁に近すぎると、プラスチック部品が溶けたり、ガスケットが破損したりする可能性があります。配線や絶縁処理もしっかり行って、端子が損傷しないようにしましょう。